
MetaMask USD($mUSD)が革命を起こす!ウォレット史上初のネイティブステーブルコイン誕生の衝撃
こんにちは、アールグレイです。
2025年8月21日、暗号資産業界に歴史的なニュースが飛び込んできました!
世界最大のセルフカストディアルウォレット「MetaMask」が、ウォレット史上初となるネイティブステーブルコイン「MetaMask USD($mUSD)」の発行を発表したんです。
これ、本当にすごいことなんですよ。
なぜかって?1億以上のユーザーを抱えるMetaMaskが独自のステーブルコインを発行するということは、web3の決済体験が根本的に変わる可能性があるからです。
しかも、このプロジェクトは単独ではありません。
Stripe傘下のBridge、革新的なM0プロトコル、そしてMetaMaskの3者による最強タッグなんです。
今回は、この革命的なプロジェクトの全貌を詳しく解説していきますね!
🚀 ウォレット史上初!MetaMaskがネイティブステーブルコイン発行へ
まず、今回の発表がなぜ歴史的なのかをお話しします。
セルフカストディアル(非託管型)ウォレットがネイティブステーブルコインを発行するのは、MetaMaskが世界初なんです。
これまでのweb3ウォレットは、USDCやUSDTといったサードパーティ発行のステーブルコインに依存してきました。
でも、MetaMaskは違うアプローチを取ったんです。
MetaMaskの製品責任者Gal Eldar氏は「MetaMask USDは世界をオンチェーンに導く重要な一歩です。MetaMaskの製品群にネイティブに統合することで、web3の最も頑固な障壁を打破し、セルフカストディアルウォレットに直接オンボーディングする人々の摩擦とコストを削減できます」とコメントしています。
「我々は単に人々をオンチェーンに導くだけではありません。彼らが二度と離れたくなくなる理由を構築しているのです」という言葉からも、MetaMaskの本気度が伝わってきますね。
🤝 最強トリオ:Stripe Bridge × M0 × MetaMaskの革新的パートナーシップ
このプロジェクトの技術的基盤を支えるのが、3つの革新的企業の連携です。
それぞれが異なる専門分野で最高レベルの技術を提供しているんです。
💳 Stripe Bridge:規制準拠の発行プラットフォーム
Bridgeは2025年2月にStripeに買収されたステーブルコイン発行・管理プラットフォームです。
規制準拠のライセンシング、監視、厳格な準備金管理を提供する専門企業なんです。
BridgeのCEO Zach Abrams氏は「カスタムステーブルコインの発行には従来1年以上の複雑な統合が必要でしたが、我々の発行技術により、この期間を数週間に短縮できました。
これにより、MetaMaskのようなプラットフォームがこれまで以上に迅速かつ効率的に利益を実現できます」と説明しています。
🔗 M0:分散型ステーブルコインインフラの革新者
M0は、アプリケーション特化型ステーブルコインの構築者を支援する汎用プラットフォームです。
開発者が安全でプログラマブル、かつ相互運用可能なデジタルドルを構築できる革新的なインフラを提供しています。
M0の共同創設者兼CEO Luca Prosperi氏は「我々は優秀な暗号通貨プロダクトの構築者が、最高のエンドユーザー体験を提供するために、利用するデジタルドルスタックを真にコントロールできるよう支援したいのです」とビジョンを語っています。
「現在のステーブルコイン技術の現実はその目的に適していません。MetaMaskのようなプロダクトは、ステーブルコイン技術をカスタマイズでき、発行オプションを選択でき、相互運用性と流動性を最適化できることで恩恵を受けます」
🦊 MetaMask/Consensys:web3の玄関口
MetaMaskは年間1億人以上のユーザーを抱える世界最大のセルフカストディアルウォレットです。
イーサリアム共同創設者Joseph Lubinが2014年に設立したConsensysが開発し、web3エコシステムの成長を牽引してきました。
MetaMask、Linea、Infuraなどの先駆的プロダクトから、プロトコル開発やステーキングインフラの整備まで、Consensysはイーサリアムの進化において基盤的役割を果たしてきました。
🔄 技術革新:1:1担保と完全透明性の実現
mUSDの技術的設計は、これまでのステーブルコインの課題を解決する革新的なアプローチを採用しています。
舞台裏では、BridgeがM0プロトコルを活用してmUSDを鋳造します。
M0は相互運用性、組み合わせ可能性、透明性を目的として構築された分散型で拡張可能なステーブルコインインフラプラットフォームを提供し、MetaMaskの中核価値観と一致しています。
この連携により、mUSDは高品質で流動性の高いドル等価資産による1:1の完全担保、リアルタイムの透明性、そしてクロスチェーンでの組み合わせ可能性を実現します。
💡 革新的な利用体験:ウォレットからリアル決済まで
mUSDは2つの主要な利用方法で、ユーザー体験を根本的に変革します。
📱 ローンチ時:ウォレット内完結の体験
ローンチ時には、MetaMaskウォレット内で以下の機能が利用できます。
- • シームレスなオンランプ(法定通貨からの変換)
- • 他の暗号通貨とのスワップ
- • ウォレット間での転送
- • 異なるチェーン間でのブリッジング
💳 年末予定:MetaMask Cardでリアル決済へ
2025年末までには、さらに革新的な機能が追加される予定です。
MetaMask Cardを通じて、mUSDを世界中のMastercard加盟店で直接利用できるようになるんです。
これにより、「オンチェーンで資金を持ち込み、それを働かせ、ほぼどこでも使えるようにし、お金が使われるべき方法で使う」という理想的な体験が実現します。
🌐 イーサリアム & Lineaでの戦略的ローンチ
mUSDは最初にイーサリアムとLinea上でローンチされます。
この選択は戦略的な意味があるんです。
Lineaは、Consensysがブートストラップした完全EVM互換のレイヤー2ネットワークです。
mUSDはLinea DeFiエコシステムにおいて基盤的役割を果たすよう位置づけられています。
ネットワークの成長に伴い、mUSDはレンディング市場、分散型取引所、カストディアルプラットフォームなどの中核プロトコルに統合され、ユーザーに深い流動性と実用性をもたらします。
ネイティブ流動性提供とシームレスな法定通貨オンボーディングを可能にすることで、mUSDはLinea全体での持続的なTVL成長とプロトコル活動の促進に貢献する予定です。
📈 市場環境:1兆ドル市場と規制の明確化
mUSDのローンチは、絶好のタイミングで発表されました。
ステーブルコイン市場は現在、月間オンチェーン取引量で約1兆ドルという巨大な規模に成長しています。
さらに重要なのが、米国でのGENIUS法の成立です。
これは決済ステーブルコインを規制する初の連邦フレームワークを導入し、業界に規制の明確化をもたらしました。
ステーブルコインは、取引、レンディング、送金、DeFiの基盤として暗号経済の要となっています。
従来の金融と分散型エコシステムの間の重要な橋渡し役として機能し、月間約1兆ドルのオンチェーン取引量を処理しています。
🔮 web3の未来を変える新しいモデル
MetaMask USDは、ステーブルコインの新しいモデルを提示しています:ウォレットネイティブ、セルフカストディアル、そして実用性重視の設計です。
MetaMask USDは、複数のブロックチェーンにわたってMetaMaskの数百万のユーザーがアクセス可能な、セルフカストディアルでウォレットネイティブなステーブルコインという、これまでにないモデルを導入します。
これにより、MetaMaskウォレット内で定期的にオンランプ、保持、取引、レンディング、支出を行うユーザーの体験が向上します。
この革新により、複雑な操作や複数の取引を必要とせず、web3とセルフカストディアルの旅が簡素化され、DeFiやリアルワールドペイメントでのネイティブ実用性が解放されます。
🎯 今後の展開とローンチ予定
mUSDは2025年後半にローンチ予定で、まずはイーサリアムとLinea上で利用できるようになります。
技術的な詳細やユーザーガイドは今後数週間で公開される予定です。
それまでの間、ユーザーはMetaMaskのブログやソーシャルチャンネルでアップデートを確認できます。
💭 私の考察:これが意味するもの
正直言って、これは想像以上に大きなニュースだと思います。
MetaMaskがネイティブステーブルコインを発行するということは、web3ウォレットの進化における大きな転換点だからです。
これまでは、ウォレットは「器」でしかありませんでした。
でも、mUSDの登場により、ウォレット自体が金融サービスの提供者になる可能性があるんです。
Stripe、M0、MetaMaskという3つの専門分野の最強企業が組んだことで、技術的な実現性、規制対応、ユーザー体験のすべてが高い水準で実現されそうです。
特に注目したいのが、MetaMask Cardとの連携です。
これにより、暗号通貨とリアルワールドの境界がさらに曖昧になり、真の意味での「デジタルマネー」体験が実現するかもしれません。
🏁 まとめ:web3決済の新時代が始まる
MetaMask USD($mUSD)の発表は、単なる新しいステーブルコインの登場以上の意味があります。
これは、web3ウォレットが単なる「デジタル財布」から「総合金融プラットフォーム」へと進化する歴史的瞬間なんです。
Stripe Bridge × M0 × MetaMaskという最強トリオによる技術基盤、1億ユーザーという圧倒的な規模、そしてGENIUS法による規制環境の整備。
すべての条件が揃った中でのローンチです。
2025年後半のローンチが本当に楽しみです。
MetaMask Cardとの連携が実現すれば、私たちの日常的な決済体験が根本的に変わる可能性があります。
web3決済の新時代の幕開けを、一緒に見守っていきましょう!
この記事のポイント
- ✓セルフカストディアルウォレット史上初のネイティブステーブルコイン発行
- ✓Stripe Bridge × M0 × MetaMaskの革新的3者パートナーシップ
- ✓1億ユーザーの決済体験を根本から変革する可能性
- ✓2025年後半にイーサリアム・Linea上でローンチ予定
- ✓MetaMask Cardと連携したリアル決済機能を年末実装予定
- ✓GENIUS法成立による規制環境の明確化が追い風
- ✓月間1兆ドルのステーブルコイン市場への新たな挑戦者
よくある質問
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