日本円ステーブルコイン「JPYC」がついに登場!500兆円市場に挑む日本発の金融革命とは?

日本円ステーブルコイン「JPYC」がついに登場!500兆円市場に挑む日本発の金融革命とは?

こんにちは、アールグレイです。
 

最近、日本の金融業界でちょっとした革命が起きようとしているのをご存知ですか?

今日は、私がめちゃくちゃ注目している日本円連動型のステーブルコイン「JPYC」についてお話ししたいと思います。
 

「ステーブルコイン?なにそれ美味しいの?」って思った方も多いかもしれませんね(笑)。
 
でも、これ、本当に私たちの生活を変えちゃうかもしれない技術なんです。

ステーブルコインって、そもそも何?

まず、ステーブルコインについて簡単に説明しますね。
 

普通の仮想通貨って、価格が上がったり下がったりして、正直言って決済手段としては使いづらいじゃないですか。

今日1万円分のビットコインが、明日には8千円になってるかもしれないし、1万2千円になってるかもしれない。

これじゃあ、お買い物に使えませんよね。
 

そこで登場したのがステーブルコインです。

これは、ドルや円などの法定通貨と価値が連動するように設計された仮想通貨なんです。
つまり、1JPYC=1円という価値が保たれるってわけです。
 

世界のステーブルコイン市場がヤバい!

ここで驚きの数字をお伝えしましょう。

JPYC社の岡部典孝CEOによると、世界のステーブルコイン市場の月間取引量が、なんと500兆円規模に達しているそうなんです!

岡部氏は「これは東京証券取引所の株式取引全体の10倍にもなる」と説明されていました。

10倍!めちゃくちゃすごくないですか?
 

特に海外では、銀行サービスが十分でない地域で、新しい決済手段として定着しつつあるみたいなんです。

銀行口座を持てない人でも、スマホさえあれば送金や決済ができる。

これって、金融の民主化ですよね。
 

日本の法制化と、なかなか出てこなかった発行会社

実は日本、2023年に世界に先駆けてステーブルコインを法制化したんです。

これ、結構すごいことなんですよ。

でも、法律ができたからといって、すぐに発行会社が出てくるわけじゃなかったんです。

DMMビットコインの事件とかもあってか、ライセンス取得の審査がめちゃくちゃ慎重になっちゃって...。

正直、「せっかく法律作ったのに、誰も使わないじゃん!」って感じだったんですよね。

 

そして登場!JPYC社の本気度がすごい

そんな中で満を持して登場したのが、JPYC社さんなんです。

何がすごいって、まずUSDCを発行している米サークル社から世界で初めて出資を受けたんです。

USDCって、世界で2番目に大きいステーブルコインなんですけど、その発行会社から「君たちなら信頼できる」ってお墨付きをもらったようなものです。

しかも、USDCと同じ世界標準の規格で開発を進めているから、将来的には世界中のサービスとスムーズに連携できる可能性があるんです。

 

野心的な目標設定

JPYC社さんの目標もめちゃくちゃ野心的です。

発行開始時:100億円規模 - 将来的:1兆円規模

1兆円って...日本のGDPの0.2%くらいですよ。それだけの規模の新しい決済インフラを作ろうとしているんです。

しかも、決済手数料は無料にする方針だそうです。これ、利用者にとっては本当にありがたいですよね。

 

企業にとっての革命的な変化

ここからが本題なんですけど、この円建てステーブルコインが普及すると、企業にとって本当に大きな変化が訪れるかもしれないんです。

1. 海外送金の自動化

これまで海外送金って、銀行を通すと手数料が高いし、時間もかかるし、本当に面倒だったんです。

でも、JPYCを使えば、プログラムで自動的に送金できちゃう。

例えば、「毎月1日に海外の取引先に100万円送金」みたいなことが、簡単にできるようになるんです。
 

2. 決済システムの開発コストが激減

銀行のAPIを使って決済システムを作ろうとすると、結構なコストがかかるんです。

でも、ブロックチェーンベースのJPYCなら、なんと100分の1以下のコストで開発できる可能性があるんです。

これ、スタートアップとか中小企業にとっては、めちゃくちゃ大きいですよね。
 

3. 税務・会計処理が楽になる

私たち日本人にとって、税金の支払いや会計処理は日本円が基準じゃないですか。

だから、ビットコインとかで決済すると、いちいち時価評価が必要で、本当に面倒なんです。

でも、円建てのステーブルコインなら、1JPYC=1円で固定だから、会計処理がめちゃくちゃシンプルになるんです。
 

課題もあるけど、対策も進んでる

もちろん、良いことばかりじゃありません。マネーロンダリング対策とか、セキュリティとか、課題もたくさんあります。

でも、JPYC社さんは日立製作所など多くの企業と連携して、業界全体で不正送金を検知する仕組みづくりに取り組んでいるそうです。

一社だけじゃなくて、業界全体で協力して問題に取り組む。

この姿勢、めちゃくちゃ大事だと思うんです。
 

新しい金融インフラの誕生に立ち会える興奮

これまでの仮想通貨って、正直言って投機的な側面ばかりが注目されてきました。

「億り人」とか「爆損」とか、そんな話ばっかりでしたよね(笑)。
 

でも、JPYCのような実用的なステーブルコインが登場することで、私たちの生活やビジネスのあり方が本当に変わっていくかもしれません。
 

銀行を介さない新しい金融インフラ。

24時間365日動く決済システム。

プログラムで自動化できる送金。

考えただけでワクワクしちゃいます!
 

まとめ:日本発の金融イノベーションに期待

JPYC社さんの挑戦は、単なる一企業の新サービスではありません。

日本発の金融イノベーションとして、世界に影響を与える可能性を秘めているんです。

  

確かに、まだまだ課題はあります。

でも、法制化で世界をリードし、サークル社からお墨付きをもらい、着実に準備を進めているJPYC社さんの取り組みを見ていると、「これは本物かもしれない」って思っちゃうんです。

  

皆さんはどう思いますか?円建てステーブルコインが普及したら、どんなことに使ってみたいですか?

私は個人的に、海外のサービスへの支払いがもっと簡単になったらいいなって思ってます。

  

これからのJPYCの展開、本当に楽しみですね!

この記事のポイント

  • JPYC社が2025年夏にも日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」の発行を目指している
  • 世界のステーブルコイン市場は月間500兆円規模で、東証の株式取引の10倍に達する
  • 日本は2023年に世界に先駆けてステーブルコインを法制化したが、発行企業が出てこなかった
  • JPYC社は米サークル社(USDC発行元)から世界初の出資を受け、世界標準規格で開発中
  • 発行開始時100億円規模、将来的には1兆円規模の流通を目指し、決済手数料は無料方針
  • 企業にとっては海外送金の自動化、決済システム開発コストの大幅削減(100分の1以下)が可能に
  • 円建てのため税務・会計処理が簡単で、日本企業にとって実用的な決済手段となる可能性

よくある質問

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