
爆速デプロイの新常識!Vercelでブログ公開が超簡単になる理由
こんにちは!
アールグレイです。
前回、Sanityについて詳しくお話してきましたが、今回はもう一つの重要なツール「Vercel」について解説していきます。
このブログも実はVercelでホスティングされているんです。
「ホスティングって何?」「デプロイって?」という方も安心してください。
初心者の方にも分かりやすく説明していきます。
しかも、Vercelも無料で始められるんです!
私も無料プランで運用していて、全く問題ありません。
Vercelって何?ホスティングプラットフォームの新しいスタンダード
Vercelは、Webアプリケーションやウェブサイトを簡単に公開できる「ホスティングプラットフォーム」です。
従来のWebホスティングとの違い
従来のWebホスティング(レンタルサーバーなど)
- サーバーの設定が必要
- FTPでファイルをアップロード
- SSL証明書の設定が面倒
- スケーリング(アクセス増加への対応)が大変
- デプロイに時間がかかる
Vercel の特徴
- GitHubと連携して自動デプロイ
- SSL証明書が自動で設定される
- 世界中のエッジサーバーで高速配信
- アクセスが増えても自動でスケール
- プレビュー環境が自動生成される
つまり、Vercelは「コードを書いたら、あとは全部お任せ」できる環境なんです。
どうしてVercelがいいの?私が感動したポイント
【ポイント1】無料で始められる!
Vercelの無料プラン(Hobby)では、
- 最大 200 プロジェクトまで作成可能
- 100GB/月の帯域幅(個人ブログなら十分すぎる!)
- 自動HTTPS(SSL証明書)
- カスタムドメインの設定も無料
私のブログも無料プランで快適に動いています。
【ポイント2】GitHubと連携して自動デプロイ
これが本当に便利!
GitHubにコードをプッシュするだけで、自動的にサイトが更新されるんです。
- GitHubでコードを変更
- git pushでコミット
- Vercelが自動でビルド&デプロイ
- 数分後にはサイトが更新されている!
まるで魔法みたいです。
【ポイント3】プレビュー環境が超便利
プルリクエストを作ると、自動でプレビューURLが生成されます。
例えば、「新機能を追加したけど、本番環境に反映する前に確認したい」という時に、専用のURLで確認できるんです。
チーム開発では特に重宝します。
【ポイント4】エッジネットワークで爆速配信
Vercelは世界中にサーバー(エッジロケーション)を持っています。
- 東京からアクセス → 東京のサーバーから配信
- ニューヨークからアクセス → ニューヨークのサーバーから配信
つまり、世界中どこからアクセスしても高速でサイトが表示されるんです。
Vercelを始めるのって難しい?
アカウント作成は超簡単!
- Vercelのサイトにアクセス
- 「Sign Up」をクリック
- GitHubアカウントでログイン(またはメールアドレスで登録)
- 完了!
たったこれだけです。
5分もかかりません。
実際のデプロイ手順
Next.jsのプロジェクトをVercelにデプロイする基本的な流れ
- GitHubにリポジトリを作成
- Vercelでプロジェクトをインポート
- ビルド設定を確認(通常はそのままでOK)
- デプロイボタンをクリック
- 完了!
詳しい手順については、今後の記事で解説していく予定です。
Vercelと相性の良い技術
Next.js(ネクストジェーエス)
Next.jsは、Reactをベースにしたフレームワークです。
「フレームワーク?React?」と思った方も大丈夫。
簡単に言うと、Webサイトを作るための便利な道具セットだと思ってください。
実は、このブログもNext.jsで作られています。
そして重要なのは、VercelはNext.jsを開発している会社なんです。
つまり、自分たちが作ったツールを自分たちのサービスで使うので、相性は抜群!
Next.js + Vercelの良いところ
- ゼロコンフィグでデプロイ可能 → 難しい設定は一切不要。Vercelが自動でNext.jsだと認識して、最適な設定をしてくれます。
- 最新機能にいち早く対応 → Next.jsの新機能が出たら、Vercelはすぐに対応。他のホスティングサービスより早く使えます。
- パフォーマンスが最適化される → VercelはNext.js専用の最適化機能を持っているので、サイトがより高速に表示されます。
- 例えるなら、iPhoneとAirPodsの関係みたいなものです。
- 別々のメーカーの製品でも使えるけど、Apple同士だと接続も簡単で、機能もフルに使えますよね。
環境変数の管理も簡単
Sanityとの連携で必要なAPIキーなども、Vercelの管理画面から簡単に設定できます。
- 開発環境用
- プレビュー環境用
- 本番環境用
それぞれ別々に設定できるので、安全に管理できます。
実際、どんな人におすすめ?
Vercelがぴったりな人
- GitHubを使っている人
- サーバー管理に時間をかけたくない人
- 高速なサイトを作りたい人
- 無料で始めたい人
- モダンなWeb開発をしたい人
ちょっと向いてないかもしれない人
- WordPressなどのPHPアプリを動かしたい人(静的サイトジェネレーターなら可能)
- 大規模なバックエンド処理が必要な人
- 日本語のサポートが必要な人(英語のみ)
Vercel + Sanity + AIの組み合わせが最強
私のブログは、
- Sanityでコンテンツ管理
- Vercelでホスティング
- Claude CodeでAI開発支援
この組み合わせで運用しています。
全部無料プランで始められて、必要に応じてアップグレードできる。
これって本当にすごいことです。
まとめ:Vercelで、デプロイの悩みから解放されよう!
Vercelを使い始めてから、デプロイやサーバー管理の悩みから完全に解放されました。
- 無料で始められる(私も無料プランです!)
- GitHubと連携して自動デプロイ
- 世界中で高速表示
- プレビュー環境で安心開発
- Next.jsとの相性抜群
特にNext.js + Sanityでブログを作る場合、Vercelは最高の選択肢だと思います。
分からないことがあったら、AIに聞きながら進めればOK!
それがバイブコーディングの良さですから。
この記事のポイント
- ✓VercelはGitHubと連携して自動デプロイできるホスティングプラットフォーム
- ✓無料プランでも個人ブログには十分な機能(カスタムドメイン、SSL証明書付き)
- ✓プルリクエストごとにプレビュー環境が自動生成される
- ✓世界中のエッジサーバーで高速配信を実現
- ✓Next.jsとの相性が抜群(開発元が同じ会社)