
Fungi(ファンギ)って知ってる?AIが勝手にDeFiで稼いでくれる時代が来た!【ドラフト】
Fungi(ファンギ)って知ってる?AIが勝手にDeFiで稼いでくれる時代が来た!
こんにちは、アールグレイです。
最近、DeFi界隈でめちゃくちゃ面白いプロジェクトを見つけたんです。その名も「Fungi(ファンギ)」。
「え?キノコ?」って思った人もいるかもしれませんが、違うんです(笑)。これ、AIが自動でDeFiの運用をしてくれるプロトコルなんです。
正直、「ついにこんな時代が来たか…」って感動してます。
Fungiって何?DeFi AIの新しい形
Fungiは、Baseブロックチェーン上で動く自律型のDeFi AI(DeFAI)プロトコルです。
簡単に言うと、あなたのUSDCを預けるだけで、AIが勝手に一番利回りの良いところを探して運用してくれるんです。
従来のDeFiって、自分でAaveやCompoundなどのプロトコルを調べて、利回りを比較して、手動で資金を移動させる必要があったんです。
正直、めんどくさいですよね。
でもFungiなら、そんな面倒な作業を全部AIがやってくれるんです。

どうやって動いてるの?仕組みを解説
AIが24時間365日働いてくれる
Fungiの仕組みは結構シンプルです。
- ユーザーがUSDCを預ける
- AIがAave、Morpho、Moonwell、Fluidなど複数のプロトコルの利回りを常にチェック
- 一番利回りが良いところに自動で資金を移動
- これを24時間365日繰り返す
つまり、寝てる間もAIが最適な運用先を探して、勝手に資金を動かしてくれるんです。
チャットで指示もできる
面白いのが、AIとチャットで会話できるところなんです。
例えば「もっとリスクを取って高い利回りを狙いたい」とか「安全重視で運用して」みたいな指示を、普通の言葉で伝えられるんです。
これ、技術的にはOpenAIやAnthropicの最新のLLMを使ってるみたいです。

3つのティアシステムが面白い
Fungiには、預ける金額によって3つのティアがあるんです。
シルバーティア
- 1日1回の最適化
- 少額の預金向け
ゴールドティア
- 1日4回の最適化
- APY(年利)が最大+4.13%アップする可能性
プラチナティア
- 1日24回(ほぼ毎時間)の最適化
- APY(年利)が最大+8.72%アップする可能性
つまり、たくさん預ければ預けるほど、AIがより頻繁に最適化してくれて、利回りも上がるってことなんです。
技術的にすごいところ
スマートウォレットとセッションキー
Fungiは、各ユーザーごとに専用のスマートウォレットを作成します。
これ、Account Abstraction(AA)っていう技術を使ってるんです。
Account Abstractionは、ウォレット自体をスマートコントラクト化し、複数署名やガス代を好きなトークンで支払うなど、使い勝手と安全性を高める仕組みです。
単一鍵依存から卒業し、紛失時は友人の署名で復旧も可能。
初心者でもETH残高不足を気にせずアプリを操作でき、開発者は機能を自由に追加。
AIエージェントが資産運用を自動化する土台と期待されています。
そして、「セッションキー」っていう限定的な権限を持つ鍵をAIに渡すことで、AIが勝手に取引できるようになってるんです。
でも心配しないでください。
スマートコントラクトで厳密に権限が制御されてるので、AIが勝手に資金を持ち逃げすることはできません。
セッションキーはメイン鍵をさらさず、dAppを一定期間だけ操作できる“使い捨ての合鍵”です。
時間・回数・金額などの上限を付けて署名でき、超えるか期限が来ると自動失効。
ゲームや少額決済でも毎回ウォレット承認が不要になり、安全かつスムーズに利用できるんです。
リアルタイムデータの活用
AIは、ブロックチェーンのデータだけじゃなくて、外部の金融情報も参考にして判断してるみたいです。
市場の状況に応じて、リアルタイムで戦略を変更できるってことですね。
創業チームと背景
Fungiは2021年にスペインのマドリードで設立されました。
創業者は、
- CEO:Alejandro Dopico
- CXO:Rodrigo Rivas Yassin
- CTO:Andres Sarria
まだ10人以下の小さなチームだけど、Outlier VenturesやSeed Club Venturesといった有名VCから出資を受けてるんです。
2024年にはOutlier Venturesの「AI × Crypto Base Camp」アクセラレータープログラムにも参加してます。
$FUNGIトークンについて
Fungiにはネイティブトークンもあるんです。
$FUNGIトークンは、
- ガバナンス権利
- ステーキング報酬
- ティア特典
- ポイント蓄積キャンペーン
現在はSolanaで発行されてますが、将来的にはBaseにもブリッジする予定みたいです。
DeFi AIの未来を感じる
正直、Fungiを見てて思うのは、「DeFiの民主化」が本当に進んでるなってことです。
今まで、DeFiで高い利回りを得るには、
- 各プロトコルの仕組みを理解
- 常に利回りをチェック
- ガス代を考慮しながら資金移動
- リスク管理
- これら全部を自分でやる必要があったんです。
でも、Fungiなら預けるだけ。
あとはAIにお任せ。
これって、「プロの投資家しか使えなかった高度な運用戦略を、誰でも使えるようにした」ってことじゃないでしょうか。
他のDeFi AIプロジェクトも続々登場
実は、FungiだけじゃなくてDeFi AI分野は今めちゃくちゃ盛り上がってるんです。
Antier Solutionsみたいな企業も、AIを使ったDeFiソリューションを開発してて、リアルタイムの市場データに基づいて動的に利回りを調整するシステムを作ってるみたいです。
これからは、「人間 vs AI」じゃなくて「AI vs AI」の運用競争になるかもしれませんね(笑)。
まとめ:新しい金融の形がここにある
Fungiを見てて思うのは、これが未来の金融の形なんだろうなってことです。
- 複雑な操作は不要
- AIが24時間働いてくれる
- 自然言語で指示できる
- 透明性とセキュリティも確保
2024年10月にベータ版がローンチして、2025年1月に正式リリースされたばかりなので、まだまだこれからのプロジェクトです。
でも、こういう「技術の民主化」を進めるプロジェクトって、本当にワクワクしますよね。
DeFi AIについてどう思いますか?
AIに資産運用を任せる時代、もう来てると思いません?
それでは、また次回お会いしましょう!
この記事のポイント
- ✓FungiはAIが自動でDeFi運用を最適化するDeFAIプロトコル
- ✓USDC預入額に応じた3段階のティアシステムで最大APY+8.72%の改善可能性
- ✓24時間365日、複数のDeFiプロトコル間で自動的に資金を最適配分
- ✓自然言語でAIに指示を出せるチャットインターフェース搭載
- ✓Account AbstractionとセッションキーによるセキュアなAI自動取引
- ✓2021年スペイン創業、Outlier Venturesなど有名VCが支援
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