
INTMAX:ステートレスzk-Rollupが実現するプライバシー革命〜日本発の革新的ブロックチェーン技術
こんにちは、アールグレイです。
みなさん、ブロックチェーンでお金を送ったり取引したりする時、「全ての履歴が誰からでも見えてしまう」って気になったことありませんか?
実は、これって深刻な問題なんです。
BitcoinやEthereumなどのパブリックチェーンでは、アドレス単位で残高や送金額等が公開されるため、デフォルトのプライバシーは十分ではないんですよね。
正直言って、これが多くの人がブロックチェーンを使うのを躊躇する理由の一つじゃないでしょうか。
そこに現れたのが、日本発の革新的なプロジェクト「INTMAX」です。
これ、本当にすごいことなんですよ。
なぜかって?世界初とされるステートレス設計を採用したzk-Rollupプロトコルだからです!
INTMAXとは?ステートレス設計の革新性
簡単に言うと、INTMAXは「ステートレス」という新しい仕組みのzk-Rollupなんです。
これがどういうことかって言うと、従来のブロックチェーンって「誰が」「誰に」「いくら」送ったかが全部記録されちゃうんですよね。
でもINTMAXは違うんです。
ブロックチェーン上には、取引があったことを証明する暗号化された「証拠」だけが残ります。しかもそのデータ量はたったの5バイト程度。これって、メール1通の何千分の1のサイズなんです!
要するに、取引の詳細(誰が誰にいくら送ったか)は一切記録されず、お金を受け取った人だけがその内容を知ることができるというわけです。
まるで「封筒に入った手紙」みたいな感じですね。外からは「手紙が届いた」ことはわかるけど、中身は受取人しか読めない。
そんなイメージです。
これがどれだけすごいかって言うと、従来のブロックチェーンでは全ての状態情報をオンチェーンで保存する必要がありました。
でもINTMAXのステートレス設計では、これが不要になるんです。
結果的に、オンチェーン負荷は"送信者数"に比例し、受取人数にはほぼ無関係。
理論値で約7,500 senders/s、EIP-4844後は32万+ senders/sが見込まれます。
これ、めちゃくちゃ大きな話なんですよ!
Privacy Mining:匿名性向上で稼げる仕組み
INTMAXの特徴的な機能の一つが「Privacy Mining」です。
これ、本当に面白い仕組みなんですよね。
デポジットに必要なのは0.1 / 1 / 10 / 100 ETH。
2–5日ロック後に一括クレーム。
ITX(現時点で譲渡不可)が配布されます。
2025年6月26日、INTMAXはメインネット上で正式に稼働を開始しています。
これに伴い、プライバシー・マイニングはメインネットで継続され、UI経由で参加可能となって、旧来のCLI中心の運用は段階的に終了のようです。
報酬ITXは現時点で譲渡不可になっています。
この仕組みは単なる「投資」じゃないんです。
要するに、あなたのデポジットが匿名セットの拡大に貢献し、ネットワーク全体のプライバシー保護を強化するというわけです。
つまり、皆さんが参加すればするほど、INTMAX全体のセキュリティとプライバシーが向上する相互利益の関係が築かれています。
みんなでwin-winの関係を作れるんです!
開発チームと技術的評価
INTMAXを開発してるのは、スイス(ヨーロッパの金融で有名な国)にあるRyodan Systems AGという会社です。
面白いのは、トップが日本人なんですよ!CEOのLeonaHioki(日置玲央奈)さんと、共同創業者のMaiFujimoto(藤本真衣)さんという方が率いてるんです。
Mai Fujimotoさんは、ビットコイン界では「MissBitcoin」って呼ばれるほど有名な人なんですよね。
日本人チームがこんなすごい技術を世界に発信してるって、なんか誇らし
いじゃないですか?
で、このINTMAXがどれだけすごいかっていうと、あのVitalik Buterin氏(Ethereumの創設者ですね)が自分のブログで「新しいタイプのブロックチェーン技術の例」として紹介してるんです。
Justin Drake氏(Ethereum財団の研究者)も技術的に評価してくれてます。
資金調達も順調で、2023年4月に約7億円、同年11月にも追加で資金調達を完了。投資してるのはGMOやKXなど、日本でも聞いたことがある企業も含まれてます。
さらに、スイスの「Crypto Valley Top 50」っていう、ブロックチェーン界のすごいプロジェクト50選にも選ばれてるんです(2022年版)。Ethereum財団からの支援も受けてます。
これだけ業界のトップクラスの人たちや組織から注目されてるってことは、技術的にも本当に期待されてるってことですよね。
ちなみに、有名な投資家のBalaji Srinivasan氏も関わってるという報道もありますが、公式には確認されてないので、この点は参考程度に考えておくといいかもしれません。
INTMAX Wallet:シード不要の次世代ウォレット
INTMAX Walletは、MPC(Multi-Party Computation)とFHE(Fully Homomorphic Encryption)技術を活用した革新的なウォレットです。
これがすごいのは、メールアドレスだけで開始でき、シードフレーズは不要だということ。
多種類のトークンをサポートしており、ローンチ以降、平均して1日約1,000ウォレットの登録を記録しています。
これ、めちゃくちゃ便利だと思いませんか?
特に注目すべきは「Link Transfer」機能です。
要するに、相手がINTMAX Walletを持っていなくても、リンクを送るだけで暗号資産を送金できるんです。
受取人は専用リンクから簡単にウォレットを作成し、資産を受け取れる仕組み。
これって、まさにweb3の大衆化に向けた大きな一歩じゃないでしょうか。
数学的安全性の保証:Nethermindによる形式検証
INTMAXの安全性は、Nethermindのフォーマル検証チームによる厳格な検証を受けています。
Leanという証明支援システムを使用して、INTMAX2の安全性特性を機械的に検証。これにより、安全性特性が数学的に裏付けられています。
要するに、「なんとなく安全そう」じゃなくて、「数学的に証明済み」ということなんです。
これって、めちゃくちゃ重要なことですよね。
今後の展望:web3プライバシーの新時代
INTMAXの登場は、ブロックチェーンにおけるプライバシー保護の新たな標準を示しています。
従来の「全て公開」から「デフォルトで強い機密性」へのパラダイムシフトが、ついに現実のものとなりました。
これって、web3の歴史において本当に大きな転換点だと思うんです。
web3の未来において、プライバシーとスケーラビリティを両立したINTMAXの役割は、ますます重要になっていくでしょう。
正直言って、このプロジェクトから目が離せません!
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
アールグレイでした!
この記事のポイント
- ✓INTMAXは日本発の世界初とされるステートレスzk-Rollupプロトコル(これ、本当にすごいんです!)
- ✓オンチェーンは約5バイト/Tx相当の極小データのみ、送受信者・金額は非記録(革命的ですよね)
- ✓Privacy Mining: 0.1-100 ETH預入、2-5日ロック後ITX獲得、2025年Q2 Ethereum移行予定
- ✓処理能力: 約7,500 senders/s(現在)、EIP-4844後は32万+ senders/s(理論値)
- ✓Vitalik Buterin・Justin Drakeから技術的評価、Crypto Valley Top 50(2022年版)選出
- ✓INTMAX Wallet: MPC・FHE技術、メール開始、平均して1日約1,000登録(めちゃくちゃ便利!)
- ✓Nethermindによる形式検証で安全性特性が数学的に裏付けられている(証明済み!)
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